スポンサーリンク

自閉症スペクトラム 発達障害 違い

自閉症スペクトラムという概念には、軽~重度まで程度の差はあっても、
コミュニケーションの不全という本質的な特徴をもつ人々が包括されています。

少しわかりにくいのですが
発達障害という概念には、この自閉症スペクトラムも含まれています。

つまり、発達障害のほうがより大きな概念なのです。

発達障害といった場合、学習障害、ADHD(注意欠陥多動性障害)なども含みます。

学習障害とは、原則、知的な障害はないにもかかわらず、計算や読み書き、話す、聞く
といった能力のいずれかに著しい困難が生じる障害です。

学習障害の人で、動作がぎこちなくなる、発達性運動協調障害、感覚機能の不全
といった症状がみられる場合もあります。

ADHDとは、多動性、衝動性、不注意とわけられていますが、わかりやすくいうと、
極端に落ち着きがなく、その落ち着きのなさが、生活上、あるいは、
学校での活動に支障が出るような場合にのみ当てはまります。

ただし、この自閉症スペクトラム、学習障害、ADHDの症状そのものは、1人の人のなかで
重複して見られる場合がよくみかけられます。

つまり、これらの3つの概念は、診断において指標となるものであって、
実際には、区別できない場合もあります。

ここでも、こうした複数の概念の内容の重複は、
療育書などを読むときに、読み手の混乱を招きがちです。

本人や家族にとって重要なことは、こうした概念や診断名にこだわらず、
各人の希望に適った細かな配慮をし、いわばオーダーメイドの環境を整えることです。

また、専門家や専門書による議論でなければ、一般的にいって発達障害といったとき、
アスペルガー症候群や学習障害全般をさすことが多いようにみうけられます。

スポンサーリンク