スポンサーリンク
2歳から5歳。一般的には保育園から幼稚園に通い始める頃の子供の特徴を書いていきます。
この年齢になると母親や家族、親せきなど周囲の方が、
他の子とのちょっと違うかも??
というような軽い違和感に気づき、受診のきっかけになるケースがよくあります。
一般的には、2歳になれば喜怒哀楽の表現はしっかりとして、初語を伴って、
周囲への欲求を示すことも可能になってきます。
しかし、親の働きかけにも反応が乏しいことがあります。
部屋にひとりっきりにされても、泣かなずにいたりすることもあります。
あるいは、健常者の子供であれば、とくに理由はなくとも親の後をついてくるのですが、
そういった行動がみられないといったことから異変に気づく例もあります。
幼児期において、周囲の人のものまねをすることは
コミュニケーションの始まりといえる行為です。
自閉症の人の場合、表情やしぐさの同調、つまり、ものまねがみられないのも特徴です。
さらにこの時期には、自分のやっていることの善悪を理解してきます。
怒られそうなことをするとき、した後は、親の顔色をうかがいます。
こうした行動も自閉症の子供にはみられません。
なにをするにも淡々としている印象があります。
周囲の人々の存在に気づいていないかのようにふるまったり、
興味を持たないという特徴もでてきます。
そのような場合は、周囲の人が触ったり、声をかけたりといったことを
極端に嫌がるケースがあります。
光や音に極端にびっくりしたり、逆に特定の光や音にこだわったり
没頭し続けたりすることもあります。
同じ感覚刺激をくり返す反復行動が、この時期にすでに出始める子供もいます。
こうした症状の原因は感覚の異常な過敏さにあるといわれています。
スポンサーリンク
コチラの記事もご覧ください